3月27日、アジアの主要株式市場が軒並み下落して取引を開始した。前日のウォール街の急落(ダウ-469ポイント、Nasdaq-2.38%)が波及した。
| 市場 | 変動率 |
|---|---|
| 日経平均(日本) | -0.68% |
| 恒生指数(香港) | -0.35% |
| 上海総合(中国) | 軟調 |
| SET指数(タイ) | わずかに逆行高 |
タイのSET指数は他のアジア市場とは異なり、エネルギー株が支えてわずかに上昇した。中東危機でPTTなど石油関連株が買われたためだ。
下落の背景
米国株の急落は中東情勢の不透明感が原因だ。イランと米国の間で停戦・和平のシグナルが交錯し、投資家のリスク回避姿勢が強まった。原油先物は荒れ動き、エネルギー以外の株式は売られた。
特にNasdaqのマイナス2.38%は大きな下落で、テクノロジー株・半導体株が大幅に下落した。これがアジア市場の半導体・電子機器関連株にも波及した。
タイ株の特殊性
タイのSET指数が逆行高だったのは、エネルギーセクターの比重が高いためだ。PTT・タイオイル・IRPCなどの石油精製・石化株が指数を押し上げた。タイは産油国ではないが、精製・流通の大企業が市場に上場しており、原油高が業績改善期待につながる。
一方で外国人投資家の売りが続いており、タイ株市場全体としては流動性が低下している状況だ。
