チャロン警察署の捜査官によると、3月中に4件の被害届が提出された。いずれも女性に対するわいせつ行為で、被害者にはタイ人と外国人の双方が含まれる。事件が続いたことで地域住民や観光客の間に不安が広がっていた。
容疑者の男は一連の事件に関与した疑いで逮捕された。チャロン地区はプーケット南部に位置し、ビッグブッダやチャロン寺院といった観光スポットに近い。外国人旅行者が多く滞在するエリアでもある。
プーケットはタイ有数の観光地で、年間を通じて外国人観光客が訪れる。3月は乾季の後半にあたり、欧米からの旅行者が特に多い時期だ。こうした時期に連続わいせつ事件が発生したことは、観光地の治安への信頼に影響を与えかねない。
タイでは観光客向けの「ツーリストポリス」が各主要観光地に配置されており、外国人被害者が言語の壁なく被害届を出せる体制がある。プーケットにもツーリストポリスの拠点があり、緊急時は1155番で連絡できる。
4月のソンクラン連休を前に、プーケットでは観光客の増加が見込まれる。今回の逮捕で連続事件は収束に向かうとみられるが、旅行者は夜間の一人歩きや人通りの少ない場所への注意を怠らないことが重要だ。