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フィリピンでもジプニー運転手が失業危機 アジア全体に燃料高が波及

経済出典:Thairath2026/03/24 09:00

フィリピンでジプニー運転手が燃料高で失業危機。タイ、ミャンマー、カンボジアに続きアジア全体に燃料危機が波及している。

フィリピンで国民の足であるジプニー(乗合バス)の運転手が失業の危機に直面している。燃料価格の高騰で採算が取れなくなり、廃業を検討する運転手が増えている。

フィリピンのスタンドでも値上げ前に長蛇の列ができている。タイと同様に中東からの原油輸入に依存しており、イラン戦争の影響が直撃している。

ジプニーはフィリピンの象徴的な乗り物で、米軍が残したジープを改造したカラフルな乗合バスだ。料金は10〜15ペソ(約25〜40円)と格安で、庶民の足として不可欠だ。しかし燃料費の高騰で1日の収入が燃料代を下回るケースが出始めた。

タイのトゥクトゥクやソンテウ(乗合トラック)も同様の問題を抱えている。燃料高は公共交通の「最後の1マイル」を担う零細交通事業者を直撃する。

ASEAN全体で見ると、タイ(スタンド枯渇)、ミャンマー(QR配給制)、カンボジア(LPG販売停止)、フィリピン(ジプニー危機)と、各国で異なる形で燃料危機が表面化している。中東依存というアジア共通の構造的課題が、戦争によって一気に露呈した形だ。