タイで27歳の男性がベッドで寝ていたところ突然胸に激痛が走り、叫び声を上げた。病院でレントゲンを撮ったところ、心臓のすぐ近くに縫い針が刺さっていることが判明した。
ベッドの布団やマットレスの中に針が紛れ込んでいたとみられる。タイの家庭では裁縫を日常的に行う家庭が多く、床に座って縫い物をする文化があるため、針が寝具に紛れ込むリスクがある。
心臓近くの異物は生命に関わる緊急事態だ。医師は慎重に針を摘出し、男性は無事に回復した。しかしあと数ミリずれていれば心臓を刺していた可能性もあった。
日本でも乳幼児が落ちている針を飲み込む事故は報告されるが、大人が就寝中に針が刺さるケースは珍しい。タイでは床での生活スタイルが一般的で、マットレスを直接床に敷いて寝る家庭も多いため、こうした事故が起きやすい。
医師は「ベッドの寝具を定期的に点検し、裁縫の後は針の本数を確認する」よう注意を呼びかけている。