チェンマイ県全域で山火事のホットスポットが158カ所検知され、大気汚染が危機的な水準に達している。前日のメーホンソン県(100カ所)に続き、北部全域で事態が悪化している。
PM2.5の値はチェンマイ市内で一時的に200μg/m³を超え、WHO基準(15μg/m³)の13倍以上に達した。屋外活動は健康に危険なレベルだ。
原因は焼き畑農業と自然発火だ。暑季の乾燥した気候が山火事を助長し、風が弱い盆地地形のチェンマイでは煙が溜まりやすい。「スモーキーシーズン」と呼ばれる3〜4月の年中行事だが、今年は特に深刻だ。
チェンマイはデジタルノマドや長期滞在の日本人に人気だが、この時期は「居住不可能」に近い空気質になる。多くのノマドは毎年この時期に一時的にチェンマイを離れ、南部の島やバンコクに避難する。
日本のPM2.5基準は年平均15μg/m³、日平均35μg/m³だ。チェンマイの200μg/m³は日本基準の約6倍で、「外に出るだけで健康リスクがある」水準。N95マスク、空気清浄機、IQAirアプリでの毎日の確認が必須だ。