バンコク・サイマイ区のチャトゥチョーティ通り末で5月9日午後4時36分、約2000万バーツ(約9800万円)の英国製スーパーカー「マクラレン570S」がピックアップトラックの後輪下に突入する事故が起きた。マクラレン側の運転者男性が右腕に負傷、パヤタイ・ナワミン病院に搬送された。両車とも保険対応で、サイマイ警察署で書類手続きが進められている。
サイマイのチャトゥチョーティ通りでマクラレンがピックアップ突入、運転者負傷
事故はサイマイ警察署管内のチャトゥチョーティ通り末(クンナヤーオ区側)で5月9日午後4時36分に発生した。サイマイ区民間防災ボランティアセンター(อปพร.)のFacebookページが事故写真と通報内容を投稿した。それによると「セダン+ピックアップ」の事故で、セダンを運転していた男性1人が右腕に痛みを訴えて負傷した。サイマイ7号車「1808」が現場で対応し、パヤタイ・ナワミン病院に搬送した。
McLaren 570S、正規価格約2000万バーツのバンコクの高級スーパーカー
写真で公開された「セダン」は実際にはマクラレン570Sで、車体右前部がピックアップの左後輪下に突き刺さるように衝突していた。McLaren 570Sはタイ国内の正規販売価格で約2000万バーツ(約9800万円)から始まる超高級スーパーカーで、SNSコメント欄では「2000万バーツの車がよりにもよってピックアップ後輪下に……」「保険会社は頭を抱える」といった反応が相次いだ。
両車保険対応、サイマイ警察署で書類手続き
両車とも保険加入済みで、現場の警察対応は標準的な「ว.10(事故処理コード)」で行われ、当事者双方がサイマイ警察署で書類手続きに進んだ。事故原因は現時点で発表されていない。スピード超過、車間距離不足、視界障害など複数の可能性があり、防犯カメラ映像と当事者供述から特定が進む見通しだ。
タイのスーパーカー文化と狭い道路、事故リスクの実態
タイは富裕層のスーパーカー保有が東南アジアでも目立ち、バンコクの高級住宅街や週末のサーキット、北部の山道で頻繁に見かける。一方で、首都の道路はピックアップトラック中心の交通量で、車高の差や運転スタイルの違いが事故リスクを生む構造になっている。在タイ日本人駐在員にとって直接の影響は薄いが、左ハンドル国出身の高級車はタイ右側通行に適応しきれない場面もあり、自身が運転する側でもピックアップとの距離感には注意が必要だ。