バンコク都庁(BMA)は本日(5月7日)、首都圏の熱指数が「危険」レベルに達したとして公衆向けに警告を発令した。ここ数日のうちに熱指数が52度を超える日も含まれており、2026年に入って最も長期間にわたって警告レベルが続いている。在タイ日本人は以前の感覚で屋外行動していると熱中症リスクが高まる水域に入る。
熱指数の数値基準と当日の状況
熱指数は気温と湿度から算出される指標で、人体への熱ストレスのリスクを段階的に示す。BMAの基準では42.0〜51.9度が「危険」レベル、52.0度以上が「極度の危険」レベルとなる。実気温35〜38度程度でも湿度70〜80%だと熱指数は50度近くまで跳ね上がる。
5月に入ってからは初旬に「極めて危険」レベルが発令され、続いて熱指数が52度を超えて「極度の危険」レベルに達した。その後も「危険」レベルが継続し、本日も警告が継続している。
リスク層と注意すべき症状
BMAが特に注意を呼びかけるリスク層は子ども、高齢者、妊婦、基礎疾患を持つ人の4分類だ。これらの層は熱中症リスクが一般成人より高く、屋外での長時間活動は重い症状を招く可能性がある。警戒すべき症状はめまい、強い疲労感、失神で、現れた場合は速やかに涼しい場所へ移動して水分補給を行い、改善しなければ医療機関を受診する必要がある。
都庁が推奨する具体的対策
BMAは熱指数のリアルタイム監視ツールとして都庁公式のウェブサイトとアプリを案内している。熱指数も大気汚染モニタリングと同じプラットフォームで提供されており、自宅周辺の数値で外出可否を判断できる。都庁の環境ポータル経由では熱避難所の検索も可能で、ショッピングモールや公共施設の冷房付きスペースが対象となっている。
関連背景
5月の熱指数42度超は2024年以前の感覚で行動すると危険な水域に入る。エアコンの効いた屋内から屋外に出る際の温度差ストレスも大きく、ゴルフや屋外スポーツ、現場視察では水分・塩分の補給を倍量に意識する必要がある。子どもの送り迎え、ペットの散歩、屋台での食事など短時間の外出でも、可能なら朝夕の比較的涼しい時間帯に活動をシフトすることが安全だ。

