スラータニー県警の特別作戦部隊とパンガン島署が合同で、ソンクラーン期間中の犯罪抑止を目的とした一斉摘発作戦を実施した。4月5日から9日までの5日間で薬物および銃器に関する4件の事件を立件し、複数の容疑者を逮捕している。
作戦を指揮したスラータニー県警捜査課のチャルーンチャイ・ブンクリアン警察中佐によると、県警本部長スワット・スクシー警察少将の方針のもと、観光地における薬物の拡散を食い止めるため特別捜査班を編成した。パンガン島はフルムーンパーティーで知られる国際的な観光地であり、祭典シーズンには薬物の流通が活発化する傾向がある。
最初の摘発では29歳の男を逮捕し、押収品としてLES BAER製の.45口径セミオートマチック拳銃1丁を確保した。LES BARは米国の高級カスタムガンメーカーであり、正規ルートでの入手が極めて困難な銃器である。残る3件の詳細は捜査の進展に伴い順次公表される見通しだ。
パンガン島では毎年ソンクラーン前後に外国人観光客が急増し、それに伴う薬物取引や違法銃器の持ち込みが治安上の課題となっている。県行政官のパイシット・トーンジェーム氏も作戦に同行しており、行政と警察の連携による包括的な取り締まりであることが強調された。
今回の作戦はソンクラーン「危険な7日間」始動、首相が飲酒運転禁止を訴えで報じた全国的な安全対策の一環でもある。観光客が集中するパンガン島での摘発結果は、祭典期間中の治安維持に向けた当局の本気度を示すものといえる。