騒音トラブルが長期化した末に、コンケン県の24歳の自動車修理店オーナーが深刻な被害を訴えた。2026年4月7日夜、向かいに住む男が乗用車から5発の銃声を浴びせた。防音室を設置しても解決しなかった隣人トラブルが実弾の発砲に発展した。
事件の経緯
ラッタナン(24歳)は父親が所有するコンケン市内の民家でバイク修理店を営んでいる。以前から向かいの住人が「うるさい」と苦情を言ってきており、修理作業の騒音が原因だった。
防音室を設けて対策を取ったものの、向かいの男は依然として不満を持ち続け、特に酒に酔ったときに威嚇行為を繰り返してきたという。
4月7日午後10時50分ごろ、店の前に黒い乗用車が停車した。「向かいの人と似た車だ」と感じた直後、車内から計5発の銃声が響き、店内でスヌーカーをしていた人たちが慌てて逃げ惑った。
防犯カメラが捉えた発砲場面
店内の防犯カメラには、車内から銃口が向けられた様子と、その後車が立ち去る映像が記録されていた。幸いにも直撃した弾丸がなく、死傷者は出なかった。
ラッタナンは「防音室まで設けて対策したのに、いつもうるさいと怒鳴り込んでくる。今回とうとう撃ってきた」と怒りをあらわにした。「話し合いで解決したい。でもこのままでは怖くて営業を続けられない」とも述べた。
タイにおける銃器と隣人トラブル
タイでは隣人・近隣トラブルが暴力に発展するケースが珍しくない。合法的に銃を所持している人の比率が高く、些細な口論が銃撃に至るケースが毎年報告されている。
コンケン市警察は容疑者の特定に向けた捜査を開始しており、防犯カメラ映像を手がかりに関係者の特定を進めている。