パトゥムターニー県クロンルアン郡の有名大学隣にあるアパートで5日未明、男性が建物から転落して死亡する事件が発生した。転落直前に血まみれの状態で隣室のドアを叩く姿が目撃されており、警察が経緯を調べている。
通報があったのは午前2時35分。駆けつけた警察と法医学チームが建物脇で男性の遺体を発見した。男性は25〜30歳とみられ、眼鏡をかけ、グレーの短パンを履いた状態で上半身は裸であった。転落の衝撃で顔面が損傷しており、身元の特定が困難な状況だという。
警察の現場検証で、男性の両手首に自傷とみられる切り傷が確認された。首には数珠と聖糸が巻かれていたが、衝撃で千切れて散乱していた。9階を調べたが血痕はなく、8階の一室の前に血の滴が見つかったものの、その部屋は施錠されて無人であった。
23歳の住人は「事件前に誰かがドアを叩いていたので、覗き穴から確認した。人が立っていて、そのまま扉の前に崩れ落ちた」と証言している。血まみれの人物が突然現れたことに住人は大きな衝撃を受けたという。
警察は防犯カメラの映像を確認するとともに、男性の身元特定を急いでいる。大学のキャンパスに隣接する寮での事件だけに、学生や周辺住民にも動揺が広がっている。