サムットサーコン県のラマ2世道路で4月2日、走行中のトラックから巨大な鉄骨が落下し、本線上に横たわった。鉄骨は大型看板の支持構造物で、運転手は「荷物が歩道橋に当たった直後に外れた」と説明している。
落ちた鉄骨フレームは歩道橋の支柱部分に当たったあと、道路上に倒れ込む形になった。現場の写真がSNSに流れ、車線を塞ぐ重そうな鉄骨の姿が拡散した。Khaosod Englishの報じた範囲では「significant congestion(深刻な渋滞)」が発生したという。
ラマ2世道路はバンコクと南部を結ぶ大動脈で、物流トラックや長距離バスがひっきりなしに走る幹線である。ここで車線が塞がれると、復旧までの数時間が周辺の道路全体に波及する。当局は現場に駆けつけ、鉄骨の撤去作業に入った。
引っかかったのは、「歩道橋に当たった直後に落ちた」という運転手の説明である。固定が甘かったのか、それとも歩道橋の高さに対して積載の高さが甘かったのか。タイで建設資材を積んだトラックが走る景色は珍しくないけれど、その積載が次の歩道橋でちょうど引っかかる、というのは、運転手の感覚と荷の高さがどこかでズレていたとしか言いようがない。
幸い、現時点で大きな人的被害の報は出ていない。けれど、何かが少しズレていたら、と思うと、なかなか冷や汗が出る話ではある。


