在テルアビブ・タイ大使館は3月29日、イスラエル当局が空域を4月16日まで閉鎖したことを受け、在イスラエルのタイ人に注意を呼びかけた。
現在イスラエル発着便を運航しているのはエルアル航空とアルキア航空のみで、いずれも定期便ではない。大使館は「全航空会社のイスラエル発航空券の購入を控えるように」と勧告した。すでに購入済みのチケットがキャンセルや遅延になった場合は、航空会社や旅行代理店に直接払い戻しを求めるよう案内している。
緊急に出国が必要な場合、大使館はヨルダン経由での陸路出国を手配できるが、費用は自己負担で「かなり高額になる可能性がある」としている。連絡先はWhatsApp(+972 54 5501141)で、先着順で対応する。
イスラエルには推定3万〜6万人のタイ人労働者が滞在しており、その大半が農業分野で働いている。2023年10月のハマス攻撃ではタイ人39人が犠牲になり、国際的な注目を集めた。
中東ではタイ商船がホルムズ海峡で滞留する事態も続いており、紛争の長期化がタイ国民の海外での安全に影を落としている。イスラエル在住のタイ人は大使館の公式チャンネルを通じて最新情報を確認すべきだ。

