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ブリラム県の宝くじ行商人、燃料高で「1日3枚しか売れない日も」

生活出典:khaosod2026/03/29 16:00

ブリラム県の宝くじ行商人が燃料高騰で苦境に。ガソリン代の上昇と客の節約志向で「1日3枚しか売れない」日も。抽選日が近づいても売れ残りが目立つ状況だ。

タイ東北部ブリラム県で、バイクで宝くじを売り歩く行商人たちが燃料高騰の二重苦に直面している。ガソリン代が上がる一方で、客が財布の紐を締めて宝くじの購入を控えているためだ。

宝くじ行商人のトーンルアン・チャエームテートさんは「1日3枚しか売れない日もある。ご飯代にもならない」と訴える。バイクで市場や集落を回って販売するのが生業だが、ガソリン代の負担が重くのしかかる。抽選日が近づいても売れ残りが目立つという。

背景にあるのは燃料危機の連鎖的な影響だ。ガソリンの高騰が食品や日用品の値上げを引き起こし、低所得層の消費者は生活費の確保を優先せざるを得ない。宝くじは1枚80バーツ(約400円)で、かつては「少額の夢」として幅広い層に買われていたが、今は節約の対象になっている。

ブリラム県の宝くじ行商人には身体障害者も多く、宝くじ販売が唯一の収入源という人も少なくない。彼らは政府に燃料危機の早期解決を訴えている。

燃料危機の影響は地方経済の末端にまで及んでいる。スリン県では観光業の来客が半減し、飲料水工場の収入も半減したと報じたが、ブリラム県では最も庶民的な商売である宝くじ販売にまで打撃が広がっている。