タイのバイク販売店が「ガソリン1リットル1バーツ」のプロモーションを実施し、大行列ができる事態となった。燃料価格がリッター40バーツを超えるなか、この破格の価格に人々が殺到した。
この販売店はバイクの購入者や来店客に対し、限定でガソリンを1リットルあたり1バーツで提供するキャンペーンを展開した。通常のガソホール95が41.05バーツであることを考えると、97.5%引きという驚異的な割引だ。
店の前には開店前から長蛇の列ができ、ガソリンを手に入れようとする人々で賑わった。燃料危機で給油制限や価格高騰に苦しむ市民にとって、1バーツのガソリンは夢のような話だ。
もちろんこれはバイク販売促進のためのマーケティング施策だ。燃料危機という逆境をビジネスチャンスに転換する発想はタイらしい商魂の表れだ。チェンライの電動バス無料運行やブリーラムの電動バイクレンタルなど、各地で燃料危機を逆手に取ったアイデアが生まれている。
在タイの日本人も、こうしたプロモーションを見つけたら活用する価値がある。ただし行列に並ぶ時間と限定条件を考慮する必要がある。