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ナコンパトムで覚醒剤88万錠を押収、住民の通報がきっかけ

ナコンパトム県の民家から覚醒剤88万2,000錠とケタミンを押収。住民が「子どもが巻き込まれる」と通報したことがきっかけで発覚した。

ナコンパトム県バーンレン郡で3月27日、民家から覚醒剤(ヤーバー)約88万2,000錠とケタミン6.43グラムが押収された。住宅地の住民からの通報がきっかけで、「子どもたちが薬物に巻き込まれるのではないか」という懸念が事件の端緒となった。

バーンレン署の捜査チームは、裁判所の捜索令状に基づきラムパヤー地区の民家を急襲した。容疑者のアムナート(40歳)は自宅2階に大量の覚醒剤を隠し持っており、顧客への配送準備をしていたとみられる。押収された覚醒剤は882,102錠に上った。

住民たちは以前からアムナートの自宅周辺に不審な人物が出入りしていることに気づいており、近隣の子どもたちが薬物の売買に巻き込まれることを恐れてホットラインに通報した。タイでは覚醒剤(ヤーバー)が最も流通量の多い違法薬物で、1錠あたりの末端価格は数十バーツと安価なため、特に若年層への蔓延が社会問題となっている。

88万錠という量は個人使用の範囲をはるかに超え、大規模な流通網の一部とみられる。警察は入手ルートや販売先の特定を進めている。

タイでは薬物犯罪に対する刑罰が厳しく、大量所持は死刑の対象にもなりうる。在タイの外国人も、知らずに薬物がらみのトラブルに巻き込まれないよう注意が必要だ。