ランパーン県チェーソン国立公園で3月25日、山火事の跡地から子キツネ3匹が救出された。森林局の職員が消火活動中に発見し、保護した。
子キツネは焼けた灰の中にいたが、幸い大きなケガはなかった。親キツネの姿はなく、火災で離れ離れになったとみられる。職員が一時的に保護し、野生復帰を目指している。
チェーソン国立公園はランパーン県北部に位置し、温泉でも知られる自然豊かなエリアだ。しかし乾季の3〜4月は毎年山火事に見舞われる。今年は燃料危機で消火活動のヘリコプターや車両の燃料確保も難しくなっており、火災の拡大に歯止めがかかりにくい。
タイ北部では33県がPM2.5で汚染され、GISTDAの衛星観測ではホットスポットが2,000地点を超えている。野生動物にとっても山火事は生存の脅威だ。
灰の中から見つかった3匹の子キツネは、深刻化する山火事と大気汚染の中での小さな朗報だ。