ウドンタニー県北部で2026年3月27日、BMWが木に衝突して炎上し、助手席にいた人物が焼死した。近くにいた38歳の男性は「一緒にいたのではなく、音を聞いて見に来た」と主張したが、全身に血を浴びた状態で発見された。
事故の概要
3月27日午後10時ごろ、ウドンタニー県ノンハーン郡のノンハーン〜バーンパングー道路沿いで、BMW(セダン)が路傍の木に衝突して炎上した。ノンハーン署の警察、地元消防・救急が駆けつけた。
車は激しく燃えており、消防が消火するまでに時間がかかった。鎮火後に車内を確認すると、助手席に黒焦げの遺体が1体あった。あまりに激しく焼けており、性別も特定できなかった。
謎の「目撃者」
現場近くに一人の男性がいた。ウィシット(名前は保留)38歳で、全身に血が付着しており、正常な状態ではない様子だった。言動も混乱しており、酔っているとみられた。
警察が事情を聞くと「このBMWで来たのではない。たまたま車の衝突音と火災を聞いて見に来た」と主張した。しかし血だらけで混乱している状態は、単なる通りすがりとは考えにくかった。
調査の方向性
警察はウィシット氏を重要参考人として事情聴取した。BMWの所有者・同乗者の身元確認と、この男性との関係を明らかにすることが捜査の焦点となった。
焼死した人物の身元確認には法医学的な検討(DNA・歯型照合等)が必要で、ウィシット氏との関係も含めて捜査が進められた。自動車のナンバープレートや車体番号から所有者を特定する作業も行われた。
深夜の飲酒運転と事故
ウドンタニーはタイ東北部(イサーン)の主要都市で、深夜の飲酒絡みの交通事故が繰り返し報告される地域の一つだ。BMWのような高価な車の深夜事故は、周辺での飲み会や合コンとの関連が指摘されることもある。
今回の事故で1名が焼死し、近くにいた男性が謎めいた状況だったことで、事件性の有無を含む捜査が行われた。