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タイの保育施設で教育部門長が保育士2人を殴打、昼寝中の園児の目の前で暴行

カムペーンペット県の子育て支援センターで教育部門長が保育士2人を殴打。昼寝中の園児の目の前で首絞め・馬乗り暴行。動画がSNSで拡散し調査委員会を設置。

カムペーンペット県の地方自治体が運営する子育て支援センターで、教育部門長が保育士2人に暴行を加える事件が発生した。昼寝中の幼稚園児が並ぶ部屋の中で、首を絞め、頭を押さえつけ、馬乗りになって殴打する様子が動画に記録されていた。

3月27日、Facebookページ「カムペーンペット苦情」に投稿された動画が拡散した。動画には、子育て支援センターの教育部門長が女性保育士に襲いかかる様子が映っている。幼い園児たちが昼寝で横になっている部屋の中で、部門長は保育士の首を絞め、頭を押さえつけ、さらに馬乗りの体勢で殴打した。被害を受けた保育士は2人で、いずれも負傷した。

事件の背景には教育部門長と保育士の間のトラブルがあるとみられるが、詳細は調査中だ。地方自治体の首長は事態を重くみて、直ちに調査委員会の設置を命じた。

今週、タイでは学校や教育施設での問題が相次いで報じられている。バンコクでは7歳女児がプールで溺死し監視カメラが故障していた事件、11歳女児への教師による性的虐待事件、さらに14歳女子が保護者に無断で外出を許可され交通事故で死亡した事件と、教育現場の安全管理の問題が連鎖的に浮き彫りになっている。

タイの地方自治体が運営する子育て支援センターは、保育園に相当する施設で乳幼児から未就学児を預かる。今回の事件は、施設の管理者が園児の安全を守るべき立場にいながら、園児の目の前で暴力行為に及んだという点で深刻だ。