チェンマイのカラオケ会場でフランス人男性観光客が暴行を受け、さらに3万バーツ(約13万円)という不当な飲み物代を請求されたとして、ムアン・チェンマイ署に被害届を提出した。事件は3月23日頃に発生したと報じられている。
男性が訪れたカラオケ会場で飲食を楽しんでいたところ、支払い時に事前の説明と全く異なる高額の請求を提示された。男性がこれを拒否したところ、暴行を受けた模様だ。チェンマイ警察が現場の状況確認と関係者からの事情聴取を進めている。
タイの観光地では外国人観光客を狙った料金トラブルが繰り返し問題視されている。特にバーやカラオケでのドリンク代がメニューに記載されていない高額な「サービス料」や「お持ち帰り料金」として後からのせられるケースがある。パタヤやプーケットでこうした問題が多発してきたが、チェンマイでも発生したことは注目に値する。
チェンマイはバックパッカーや長期滞在者に人気の観光都市で、「タイの中で最も治安が良い観光地の一つ」として知られてきた。しかし旧市街から離れた夜間の歓楽街では、観光客狙いのトラブルが年間を通じて発生している。「チェンマイは安全」という評判が逆に警戒心を下げる原因になっているという指摘もある。
タイ観光警察は外国人観光客からの苦情受付を行っており、1155番(英語対応)に電話することで観光警察への連絡が可能だ。バーやカラオケでは入店前にメニューを確認し、飲食代の上限をあらかじめ確認することがトラブル防止の基本だ。クレジットカードは支払い証拠が残るため、現金での支払いより安全な場合がある。
