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タイ国際航空が航空券10〜15%値上げ 原油2倍高騰で

経済出典:Khaosod2026/03/23 13:00

タイ国際航空が原油2倍高騰を受け航空券を10〜15%値上げ。前日には航空局がソンクラン30%値下げを指示しており、航空会社は板挟みの状況だ。

タイ国際航空は航空券を10〜15%値上げした。原油価格がイラン戦争前と比べて2倍に高騰し、燃油サーチャージの大幅な引き上げを余儀なくされた。

タイ国際航空は国営の航空会社で、2020年に経営破綻し再建手続きを経て2024年に通常運航に復帰したばかりだ。再建途上での原油高は経営に深刻な打撃となる。運航計画の見直しも進めており、不採算路線の減便を検討している。

前日にはタイ民間航空局(CAAT)が航空各社に対し、ソンクラン連休の航空券を30%値下げするよう指示している。値上げ圧力と値下げ指示という矛盾した動きが同時に起きている。航空会社にとっては板挟みの状況だ。

日本発バンコク行きの航空券にも影響が及ぶ。日本〜バンコク往復の航空券は2025年平均で約5〜7万円だったが、燃油サーチャージの上昇分を加えると1〜2万円の上乗せが見込まれる。LCC(格安航空会社)もタイ・エアアジアXが同様の値上げを示唆しており、渡航コストの上昇は避けられない。

ソンクラン期間中(4月12〜16日)は例年、バンコク〜チェンマイ、バンコク〜プーケットなどの国内線が満席になる。燃油高と値上げが重なり、旅行者の足に影響が出る可能性がある。