ナコーンラーチャシーマー県(コラート)の寺院で火災が発生し、住職の居住スペース(クティ)からアダルトグッズや成人向け書籍が見つかった件で、寺院の運転手が「あれは自分のものだ」と名乗り出た。
運転手は「クティに荷物を一時的に置かせてもらっていた。忘れていただけだ」と説明した。住職は不在時の火災で、本人は関与を否定している。
このニュースはタイのSNSで大きな話題となった。タイでは寺院と僧侶は社会の道徳的支柱とされており、僧侶のスキャンダルは世間の関心を集めやすい。「本当に運転手のものなのか」という疑問の声も出ている。
タイには約4万の寺院と約20万人の僧侶がいる。僧侶は戒律(227戒)で異性との接触や娯楽を禁じられているが、実際には戒律違反が報じられることも珍しくない。2024年にはバンコクの有名寺院の僧侶が高級車を所有していたことが問題になった。
日本の寺院では住職が結婚して家庭を持つことが一般的だが、タイの僧侶は生涯独身が原則だ。この文化の違いが、タイでの僧侶スキャンダルへの反応の大きさに繋がっている。



