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スヌーカーは「ギャンブル」か「スポーツ」か タイで法改正の議論

生活出典:Thairath2026/03/23 18:00

タイでスヌーカーを「ギャンブル」から「スポーツ」に法改正する議論が国会で始まった。世界大会優勝のタイ人選手と法律の矛盾が背景。

タイの国会議員がスヌーカー(ビリヤードの一種)の法的分類を「ギャンブル」から「スポーツ」に変更する法改正を提案した。きっかけはタイ人選手がスヌーカーの世界大会で優勝したことだ。

タイの法律では、スヌーカーは「賭博に使われうる遊技」に分類されており、スヌーカー場の営業には賭博場としての許可が必要だ。これはイギリス植民地時代のビルマやマレーシアの影響を受けた古い法律の名残とされる。

一方で、スヌーカーは国際的にはスポーツとして認められており、アジア大会の正式種目にもなっている。タイ人選手の世界的な活躍と法律上の「ギャンブル」という扱いの矛盾が問題視されている。

日本ではビリヤードは風俗営業法の対象で、深夜の営業には許可が必要だ。「スポーツ」として完全に認められているわけではない点はタイと似ている。しかし「ギャンブル」に分類されているのはタイならではだ。

法改正が実現すれば、スヌーカー場の開設が容易になり、選手の育成環境も改善される。タイのスヌーカー人口は推定200万人とされ、アジア有数の競技人口を誇る。