タイ警察がコールセンター詐欺グループを逮捕した。高齢女性に「オンラインショップの開設ミッション」をやらせ、金を騙し取っていた。
手口はこうだ。まず電話で「政府の支援プログラムに参加できる」と持ちかける。次に「ミッション」と称して偽のオンラインショップを開設させ、「手数料」や「保証金」として現金を振り込ませる。被害者はミッションをクリアすれば報酬が得られると信じ、次々と金を払い続けた。
タイでは高齢者を狙った詐欺が急増している。特にLINEやFacebookを使った詐欺が多く、デジタルリテラシーの低い高齢者が被害に遭いやすい。2025年のタイの詐欺被害は年間1,153億バーツ(約3,900億円)に達した。
日本の「振り込め詐欺」と手口は似ているが、タイの場合は「ミッション型」が特徴的だ。ゲーム感覚でタスクをこなすうちに深みにはまる仕組みで、若い世代も被害に遭っている。
在タイ日本人も標的になる可能性がある。知らない番号からの電話やLINEメッセージには慎重に対応すべきだ。