タイ・チョンブリ県バンラムン郡パタヤ近郊のスクムビット通り、ワット・チョンロム(วัดช่องลม)前で5月16日深夜にミャンマー人5人がタイ人ティーンエージャー3人を集団で暴行し、被害者の靴1足を強奪する事件が発生した。チョンブリ知事ナリス・ニラマイウォン氏と第2方面警察ポンファン中将が5月19日午前10時30分から会見を開き、容疑者5人全員を逮捕したことを正式発表した。容疑者はミャンマー国籍の男性5人(20-25歳)で、バイク3台が証拠品として押収された。事件発生当時、被害者の中には16歳の少年も含まれており、外国人労働者の社会統合とタイ国内の治安維持をめぐる議論が改めて広がっている。
事件の経緯
事件の出発点はパタヤ・レーム・バリ・ハイ埠頭(แหลมบาลีไฮ)付近の公共公園だった。5月16日(土)の深夜直前、タイ人ティーンエージャー3人とミャンマー人5人のグループが同公園で「目が合った」ことから口論に発展した。
ミャンマー人グループはそのままバイク3台でタイ少年達を追跡。スクムビット通りのワット・チョンロム前まで来たところで追いつき、集団で暴行を開始した。暴行の最中に被害者の1人の靴1足が奪われ、ミャンマー人グループはバイクで現場から逃走した。
被害者3人にはケガがあったが命に別状はなく、現場の防犯カメラ映像と目撃証言が捜査の手がかりとなった。
知事直々の会見と逮捕者5人
事件はSNSで広く拡散され、社会的注目を集めた。これを受けてチョンブリ県警は2日間で容疑者を特定し、ケーハー・サパン地区(เคหะสะพาน)のホステルに潜伏中だった5人全員を急襲して逮捕した。
5月19日午前10時30分、チョンブリ県庁でナリス・ニラマイウォン知事と第2方面警察ポンファン中将が会見を開催。逮捕されたミャンマー人5人の身元を次のように発表した。
- ミン・ウェイ氏(23歳男性)
- ウィン・モー・チョー氏(25歳男性)
- アウン・ヤー・リン氏(23歳男性)
- ヒア・ミス・レット氏(20歳男性)
- チャン・キン・チョー氏(20歳男性)
バイク3台が証拠品として押収された。容疑者全員が事件への関与を認めているが、動機については「タイ少年達が先に手を出した」と主張しており、警察は防犯カメラ映像と現場目撃証言を基に経緯を精査している。
知事のコメント
ナリス・ニラマイウォン知事は会見で外国人の社会統合と法遵守について次のように語った。
「タイ国内で生活する外国人は、タイの法律を厳格に尊重し、公共の秩序を乱す行為を控えなければならない。今回の容疑者にはこの場で警告を行う。同時に、捜査と司法手続きはすべての関係者に公正に行われる」






