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最低0.01バーツの寄付が殺到、田舎の学校の募金がSNSでバイラル化

最低0.01バーツの寄付が殺到、田舎の学校の募金がSNSでバイラル化

生活出典:khaosod2026/04/05 00:00

チャイヤプーム県の学校の教育募金に0.01バーツからの超少額寄付が数百件殺到。SNSでバイラル化し管理者は嬉しい悲鳴。タイの「タンブン」文化が生んだユーモラスなチャレンジ。

チャイヤプーム県の小さな学校が始めた教育資金の募金が、思わぬ形でSNSを席巻している。校舎のタイル張りと塗装のための寄付を呼びかけたところ、最低0.01バーツ(約0.05円)から数バーツ程度の「超少額寄付」が数百件も殺到。一種のチャレンジとしてバイラル化し、管理者が悲鳴を上げる事態になっている。

発端はバーン・サパーンヒン学校のFacebookページである。教育目的の「パーパー」と呼ばれる伝統的な寄付行事への協力を呼びかけたところ、誰かが0.01バーツという極小額を寄付し、学校がそれを丁寧に「ご寄付ありがとうございます。功徳が皆様に実りますように」と投稿したのがきっかけだった。

これを見た人々が「自分もやりたい」と続々と参戦。サタン単位(1バーツ=100サタン)の寄付が次々と寄せられ、しかも寄付者全員が「自分の名前もページに投稿してほしい」とメッセージを送ってくるため、管理者は1件ずつお礼の投稿を作成する作業に追われている。その数はすでに数百件に達し、コメント欄を含めると間もなく1,000件を超える勢いである。

タイでは仏教の「タンブン」(功徳を積む行為)の文化が根強く、金額の大小にかかわらず寄付そのものが尊いとされる。0.01バーツであっても善意の心が込められていれば立派なタンブンである、というタイ人の精神が、このユーモラスなチャレンジの根底にある。

管理者は「すべての方に感謝しています。投稿が追いつかないのでお待ちください」と嬉しい悲鳴を上げている。チャレンジの発案者が誰なのか、そしてこの波がいつ終わるのかは誰にも分からないが、小さな学校に大きな注目が集まったことは間違いない。