バンコクのバンボン地区で5日早朝、SNS上で挑発し合っていた若者グループ同士の抗争が銃撃事件に発展し、3人が負傷した。
バンボン署によると、午前5時30分頃にエカチャイ通りのソイ110付近で発砲があったとの通報が入った。現場に駆けつけた警察が確認したところ、16歳の少年が背中に1発、21歳の男性が背中に2発の銃弾を受けており、いずれもサムットサーコーン病院に搬送された。もう1人も負傷している。
事の発端はSNS上での挑発だった。「ポーチェーグループ」を名乗る若者たちが、対立する「エカチャイグループ」の拠点に押しかけたところ、銃撃を受けたとされる。警察は関係者の特定と逮捕に向け捜査を進めている。
タイでは若者同士がSNSで挑発し合い、現実世界で暴力に発展するケースが後を絶たない。日本では想像しにくいが、銃器へのアクセスが比較的容易な環境も事態を深刻にしている。先日はパタヤでも麻薬捜査官を騙る7人組がバイクを強奪する事件が起きており、治安面での懸念が広がっている。
深夜から早朝にかけてのバンコク郊外は、こうした若者グループの抗争リスクが高まる時間帯である。在タイ日本人や旅行者は、繁華街以外のエリアでの深夜の外出に注意が必要である。