チュムポーン県ラングスワン郡で4月3日、仏教の法要の最中に巨大な木が突然倒れ、参拝者を直撃する事故が発生した。2人が死亡、16人が負傷した。
事故が起きたのはターマプラー地区ムー8にあるスワンソムデット(カオグン洞窟)の敷地内。仏教行事「カオグン洞窟登り」の法要が行われている最中で、道路脇の崖の近くに設営されたテント付近に木が倒れ込んだ。
ラングスワン署の捜査官が駆けつけたところ、テントが倒壊した状態で多数の参拝者が下敷きになっていた。2人がその場で死亡が確認され、16人が病院に搬送された。負傷者の中には重傷者も含まれている。
タイでは乾季の4月に各地の寺院で法要や祭りが盛んに行われる。しかし乾季は土壌が乾燥して樹木の根が不安定になりやすく、強風がなくても大木が突然倒れる事故が報告されている。特に洞窟や岩場付近の古木は根が浅くなりがちだ。
法要に参加していた数百人の参拝者は一時パニック状態に陥った。地元の救急チームとレスキュー隊が出動し、負傷者の救出にあたった。警察は事故原因の調査を進めているが、老木の根の劣化が原因とみられている。
