4月2日午前1時46分、パタヤ中心部のスクンビット通り(バンコク方面車線)でアメリカ人男性が道路横断中に車にはねられ、重体となった。現場はパタヤ中央アンダーパス付近で、夜間に照明の少ない幹線道路だった。
事故の状況
地元の救急隊と警察によると、男性は深夜に道路を横断しようとした際に走行中の車と正面から衝突した。男性は意識不明の状態で病院に搬送され、重傷を負っている。運転手は事故後に停車して通報したとされるが、詳細は捜査中だ。
現場のスクンビット通りは、バンコクとパタヤを結ぶ国道3号線の延長線上に位置する4車線の幹線道路だ。夜間でも一定の交通量があり、午前2時前後は飲食店帰りの車やバイクも多い。路面は広く見通しはよいが、横断歩道の整備が不十分な区間も多く歩行者には危険な環境だ。
パタヤの夜間交通リスク
パタヤでは夜間の歩行者事故が多発している。道路の横断歩道が少なく、外国人が照明が暗い場所で道路を横断しようとする事故が後を絶たない。プーケットと並んでパタヤは年間数百万人の外国人が訪れる観光地であり、現地の交通ルールや道路環境に不慣れな状態での夜間行動がリスクを高める。
タイでは左側通行で、歩行者より車両が優先される文化が根強い。横断歩道の有無にかかわらず、夜間の幹線道路横断は危険だ。
タイの交通事故死亡率
タイはWHO(世界保健機関)の調査で交通事故死亡率が世界でも高い水準にある。人口10万人あたりの交通事故死亡者数は30人前後で、日本(約2.5人)の10倍以上だ。特に夜間・早朝の事故、飲酒運転、照明不足が主要な要因とされる。
外国人のタイでの交通事故も相次いでいる。パタヤ・プーケット・バンコクで夜間に歩行中に事故に遭うケースは毎年複数報告されており、外務省の海外安全情報でも交通事故への注意が毎年呼びかけられている。深夜の単独行動、特に幹線道路付近での歩行には十分な注意が必要だ。