3月30日午前10時、コンケン県の国境警備警察第2管区司令部で記者会見が開かれ、ヤーバー(覚醒剤錠剤)220万錠を押収した大規模な薬物摘発が発表された。
逮捕されたのはサップタウィークーン容疑者(52歳)。トヨタ・フォーチュナー(コンケン登録)を運転していた同容疑者は、サコンナコーン県ワーリチャプーム郡で国境警備警察(ตชด.)に発見された。
パトカーのサイレンに気づいた容疑者は停車を拒否し、そのまま逃走を開始。国境警備警察に加え、高速道路警察、スラサックモントリー部隊、麻薬取締委員会(ปปส.)の合同チームが追跡にあたった。逃走距離は130キロに及んだ。
最終的に容疑者が逃げ込んだのは、カラシン県ナームン郡の警察署の前だった。「警察がいれば追ってこないだろう」と考えたとみられるが、そこで待ち構えていた捜査陣に取り押さえられた。
車内から押収されたヤーバーは220万錠。容疑者は取調べに対し、運び屋としての仕事を「これまでに3回やった」と供述している。
タイ東北部はミャンマー・ラオスからの薬物がメコン川経由で流入するルートとして知られ、大規模な摘発が相次いでいる。今回の押収量220万錠は末端価格で数億バーツに相当する。