タイ登録の貨物船「マユリー・ナーリー」がホルムズ海峡付近で正体不明の攻撃を受け、イラン領ケシム島沖で座礁した。運航はプレシャス・シッピング社。
攻撃はオマーン北部沿岸から約11海里の地点で発生した。船尾に不明物体が衝突して爆発が起き、機関室で大規模な火災が発生。制御不能となった船はケシム島沖に漂着した。
乗組員20人はオマーン海軍に救助されたが、タイ人乗組員3人が行方不明のままだ。イランとオマーンの当局が捜索を続けている。
海運専門サイトSplash 247が船体の爆発痕と煤の写真を公開した。攻撃者は特定されていないが、ホルムズ海峡では中東紛争に伴う民間船舶への攻撃が相次いでいる。
この事件は、タイの船舶がホルムズ海峡のリスクに直接さらされていることを示している。イランがタイのタンカーに海峡通過を許可した直後の出来事で、通過許可があっても安全が保証されるわけではないことが浮き彫りになった。