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カンボジア裁判所が記者2人に禁固14年、タイ国境の写真投稿で「反逆罪」

政治出典:Thairath2026/03/26 14:00

カンボジアの控訴裁判所は、タイとの国境��帯にある軍事的に敏感なエリアの写真を公開した記者2人に対し、禁固14年の一審判決を支持した。報道の自由をめぐる国際的な懸念が高まっている。

判決を受けたのは2人のカンボジア人記者で、タイ・カンボジア国境付近の軍事関連施設を撮影し、その画像をオンラインで公開した。カンボジア当局はこれを反逆罪(内乱罪)にあたると判断し、一審で禁固14年を言い渡していた。控訴審でもこの刑が維持された。

タイ・カンボジア国境は、歴史的に領土問題を抱えてきた地域だ。プレアビヒア寺院の帰属をめぐる紛争は2011年に武力衝突に発展し、両国関係に深い傷を残した。軍事施設が集中する国境地帯では、写真撮影自体が厳しく制限されている。

写真を投稿しただけで14年の禁固刑という判決は、カンボジアの報道の自由に対する姿勢を示すものだ。国際人権団体はカンボジア政府に対し、メディアへの圧力を繰り返し批判してきた。フン・マネ政権下でも、政権に批判的なジャーナリストへの弾圧が続いているとされる。

タイ側から見ると、この判決は隣国の司法のあり方に関わる問題であると同時に、国境地帯の緊張を浮き彫りにするものだ。タイ・カンボジア国境は現在、経済交流や観光目的での往来が活発な一方で、軍事面での敏感さは変わっていない。

タイ国境を訪れる旅行者にとっても、国境地帯での写真撮影には注意が必要だ。特にカンボジア側では、軍関連施設に限らず、当局が敏感と判断する場所での撮影が問題視されるケースがある。