タイ南部サムイ島(スラタニー県)で3月17日、チェコ人インフルエンサー兼MMAファイターのドミニカ・エリシェロヴァさん(23歳)がバイク事故で死亡した。ムエタイの練習に向かう途中だった。
エリシェロヴァさんはオンラインで「ミナ」の名前で知られ、格闘技やフィットネスのコンテンツを発信していた。事故はスクーターでムエタイジムに向かう途中に発生し、トラックと衝突した。
サムイ島はタイの人気リゾート地だが、交通事故の多さでも知られる。島内の道路は山がちで急カーブが多く、雨で路面が滑りやすくなることもある。外国人旅行者がレンタルバイクで移動するケースが多いが、タイの交通事情に慣れていないことが事故リスクを高めている。
タイは世界でも交通事故死亡率が最も高い国の一つだ。世界保健機関(WHO)の統計では、人口10万人あたりの交通事故死亡者数は約32人で、日本(約3人)の10倍以上にあたる。特にバイク事故が全体の大部分を占める。
サムイ島やプーケットなどのリゾート地でバイクを運転する場合は、国際免許証の携帯、ヘルメットの着用、任意保険への加入が推奨される。タイでは左側通行であり、右側通行の国から来た旅行者は特に注意が必要だ。