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給油行列に苛立った客がスタンド店員を暴行 タイ北部プレー県

プレー県ロング郡で、給油待ちの行列に苛立った客がスタンド店員を殴り物を投げつけた。燃料危機の長期化が社会的摩擦を生んでいる。

タイ北部プレー県ロング郡のガソリンスタンドで3月24日、給油待ちの行列に苛立った客が店員を殴り、物を投げつけて負傷させる事件が起きた。燃料危機がもたらすストレスが暴力に発展した形だ。

被害を受けた店員によると、男性客が給油に訪れたが行列ができており待ち時間が生じた。店員が「順番通りに対応している」と説明したところ、客は口論を始めた。給油を終えた後も怒りが収まらず、車を降りて店員に詰め寄り、殴打したうえ物を投げつけた。店員は負傷した。

現在、タイ各地のガソリンスタンドは燃料不足で通常の営業が困難になっている。来店客が殺到し、長い行列ができるスタンドも少なくない。給油量を1回500バーツに制限するスタンドもあり、利用者の不満が蓄積している。

警察は加害者が地元住民ではないとみており、現場にいた目撃者や情報提供者を募っている。証拠の収集を進め、傷害容疑で法的措置をとる方針だ。

燃料危機が長期化する中、スタンドの現場は最前線に立たされている。店員への暴力は極端な事例だが、行列の割り込みやトラブルは各地で報告されており、燃料の安定供給が回復しない限り、こうした社会的摩擦は続く可能性がある。