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ペッチャブーン県で夕方4時から翌朝の給油に並ぶ住民 燃料危機が深刻化

経済出典:Khaosod2026/03/24 01:00

ペッチャブーン県で住民が前日夕方4時からスタンドに行列。翌朝の開店時にディーゼルを確保するためだ。燃料不足が北部全域に広がっている。

ペッチャブーン県で住民が前日の夕方4時からガソリンスタンドに並び始めている。翌朝の開店時に確実にディーゼルを手に入れるためだ。

スタンド側は「入荷量が需要に追いつかず、開店から数時間で売り切れる」と説明している。住民は1回あたりの給油量制限があるため、必要量を確保するには何度も並ぶ必要がある場合もある。

ペッチャブーンはバンコクから北に約350キロの農業県だ。農業機械のディーゼルがなければ田植えや灌漑ができない。前日夕方から並ぶという行動は、農家にとって燃料確保が生存の問題であることを示している。

これまでにカンペーンペット(夜通し行列)、チュムポーン(ディーゼル枯渇)、ウタラディット(携行缶行列)、ベトン(曜日別制限)と各地の燃料不足が報じられてきた。ペッチャブーンの「前日夕方4時から並ぶ」は、その中でも最も早い時間帯だ。

日本のコンビニやスーパーで「翌朝の商品を前日夕方から並んで待つ」という光景は、限定品の発売日以外では考えにくい。燃料という生活必需品で前日から行列する状況は、タイの燃料危機の深刻さを端的に物語っている。