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サイアム商業銀行がタイ初のステーブルコイン越境決済を開始

投資出典:crypto.news2024/10/17 01:00

タイ大手SCBがステーブルコインの越境決済を開始。従来の国際送金より即時・低コストで、日本への送金コスト削減が期待される。日本の銀行に先行。

タイ大手のサイアム商業銀行(SCB)が、タイ初となるステーブルコインを使った越境決済システムを開始した。従来の国際送金は手数料が高く着金に2〜3日かかるが、ステーブルコイン決済ならほぼ即時・低コストで完了する。

SCBは「SCBx」というフィンテック持株会社を通じてデジタル金融に積極投資してきた。ステーブルコインはドルに連動するデジタル資産で、仮想通貨の価格変動リスクを避けつつブロックチェーンの利便性を活用できる。

在タイ日本人にとっては、日本への送金コストの削減が期待される。現在、タイから日本への銀行送金は1回あたり500〜1,500バーツの手数料がかかり、着金まで2〜3日を要する。ステーブルコインなら数十バーツ・数分で完了する可能性がある。

日本の大手銀行はまだステーブルコイン決済を導入していない。三菱UFJ銀行がブロックチェーン基盤の「Progmat」を開発しているが、実用化は2025年以降とされている。タイのSCBが先行した形だ。

SCBのステーブルコイン越境決済は、タイ政府の仮想通貨政策の一環だ。スポットBitcoin ETF、仮想通貨税免除、政府トークン発行と並ぶ「デジタル金融立国」の柱の一つとなっている。