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パタヤでロシア人を詐欺の「出し子」で逮捕 460万バーツ不正引出し

事件出典:The Thaiger2026/03/23 15:00

チョンブリ県でロシア人(20)がコールセンター詐欺の出し子として逮捕。犯罪ネットワーク全体で460万バーツをATMから引き出していた。

チョンブリ県バンラムン郡で3月19日、コールセンター詐欺に関与したとしてロシア人のマーク・ジャンバロフ容疑者(20)がATM前で逮捕された。スーパーマーケット前のATMで現金を引き出しているところを警察が確保した。

警察によると、ナージョムティエン地区で外国人が複数のATMから繰り返し出金する不審な動きを確認していた。捜査の結果、犯罪ネットワーク全体で198回、計460万バーツ(約1560万円)以上が引き出されていたことが判明した。内訳は、スーパー前のATMで93回・210万バーツ、コンビニ前のATMで105回・250万バーツだ。

逮捕時に現金9万6千バーツ、iPhone 13、ヤマハNMAXバイクが押収された。ジャンバロフ容疑者には電子カード不正使用(最高5年の懲役または10万バーツの罰金)と詐欺罪(最高3年の懲役または6万バーツの罰金)が適用される。

タイでは外国人が詐欺組織の「出し子」として利用されるケースが増えている。ロシア人、ウクライナ人、中国人が関与する事例が目立ち、パタヤやチョンブリは外国人滞在者が多いことからこうした犯罪の温床になりやすい。

日本でも「特殊詐欺」の出し子問題は深刻だが、タイの場合は国際的な犯罪ネットワークが絡む点が特徴だ。タイ警察は入国管理局と連携して外国人犯罪者の摘発を強化しているが、ビザ免除で入国しやすい環境が悪用されている実態もある。