シーサケート県で3日早朝、数か月後に両親のために出家する予定だった22歳の男性が、隣村の路上で刃物で斬られて死亡しているのが発見された。警察は2つの動機を軸に犯人を追っている。
亡くなったのはジェートサダーポンさん(22歳)。シーサケート県パイブーン郡の実家から、隣のクーカン郡にある知人宅を訪れた帰りに襲われたとみられる。左太ももに骨に達する深い切り傷があり、大量出血で死亡した。遺体はクーカン郡の路上で朝になって発見された。
4日、記者が実家を訪れると、父親のプラサートさん(66歳)と母親のナタルチャーさん(59歳)が息子の葬儀の準備を進めていた。父親によると、前日の夕方、息子は「父の親友の家にカエルを取りに行く」と言って外出。午後9時に一度帰宅した後、再び友人宅に出かけたという。翌朝、息子が遺体で見つかったと知らされた。
タイでは息子が両親への感謝を示すために仏門に入る「報恩出家」の伝統がある。先日も出家費用のためにカエルを捕りに出た母親が射殺されるという痛ましい事件が報じられたばかりであった。
警察は怨恨と口論の2つの線で捜査を進めており、犯人の早期逮捕に全力を挙げるとしている。