チェンマイ県がデジタルノマド向けの特区「ノマドディストリクト」の10年戦略を発表した。コワーキングスペース、高速Wi-Fi、ビザの簡素化を柱に、世界中のリモートワーカーを呼び込む構想だ。
チェンマイはすでにデジタルノマドの間で世界的に人気がある。生活費の安さ(月3〜5万バーツで快適に暮らせる)、カフェ文化、温暖な気候が魅力だ。NomadListの人気都市ランキングでは常にトップ10に入っている。
今回の10年構想は、これを公的な戦略として推進するものだ。インフラ整備だけでなく、デジタルノマドビザ(DTV)の手続き簡素化や、地元コミュニティとの共生策も含まれる。
日本人のデジタルノマドもチェンマイに多い。日本語のコワーキングスペースやコミュニティもあり、日本からチェンマイへの直行便(現在は経由便のみ)が就航すればさらに増えると予想される。
タイ政府は2024年にデジタルノマドビザ(DTV)を導入しており、最長5年の滞在が可能だ。ビザ免除の30日短縮とは対照的に、デジタルノマドには門戸を開く二面的な戦略を取っている。
